この記事では、妊娠が判明した方や、妊活を始めた女性の方の産院の選び方や出産方法の参考になるような記事になっています。
私の出産費用や体験談、Twitterでのアンケートをまとめており、無痛分娩を検討する際の参考にして頂ければ幸いです。
普通分娩と無痛分娩、帝王切開の違い
普通分娩
普通分娩とは、妊娠中の赤ちゃんの成長やお母さんの体調に合わせて自然の流れにまかせて出産する方法で、陣痛に合わせて、自分の力でいきんで赤ちゃんを生む方法です。昔はこの出産方法しかありませんでした。
帝王切開
お母さんもしくは赤ちゃんに、何らかの問題が生じて、普通分娩が難しいと医師が判断した場合に、手術で赤ちゃんを出産する方法です。
緊急に帝王切開するケースと計画的に帝王切開にする場合に分けられます。
無痛分娩
無痛分娩とは、帝王切開のような、手術では無いが一般的には、麻酔で陣痛を緩和しながら、分娩に至ることをいいます。
産院によっては全く痛みが無くなるわけでは無いので、和痛分娩と呼ぶ病院もあります。
産院や医師にもよりますが、背中から細くて柔らかいチューブを入れてそこから痛み止めの薬剤を入れて、下半身の感覚が麻酔の力で鈍くなりお産の痛みが和らげると言われています。
通常は30分以内で麻酔の処置は終わります
計画的無痛分娩
無痛分娩にはあらかじめ、計画的に出産日を決めて陣痛誘発剤を使ってお産する方法と、陣痛誘発剤を使わずに自然に陣痛が来るのを待って途中から麻酔を使う方法があります。
今は前者が主流のようですが、産院によりどちらの方法になるのかは確認が必要です。
無痛分娩のメリット・デメリット
メリット
陣痛や出産の痛みは個人差はありますが、全然痛くなかった人もいれば、生理痛の100倍の痛み、刃物のような痛み、気が遠くなる痛みで失神する方もいます。
一人目と二人目では全然痛みが違ったという人もいますし、結局、出産するまで自分がどの痛みに分類されるかは、分からない、ガチャみたいな要素が大きいです。
そういった痛みへの不安がなくなり、落ち着いて出産に向かうことができる点があります。
また、無痛分娩のほうが、体力の消耗が少なく、一般的には産後の回復がはやいと言われています。
デメリット
麻酔を使った出産になるので、一般的には麻酔を使った際の副作用が心配されます。
麻酔で下半身の感覚が鈍くなるので、いきむことができず、うまく出産できない場合は、帝王切開に途中から切り替わることがあります。
後述しますが、普通分娩に比べて出産費費用が高くなります。
2022年版アンケート みんなの出産事情
私はTwitterのアンケート機能を使って、合計524人のアンケートを実施しました。
普通分娩が6割、無痛分娩が4割という結果になりました。
さらに実際には普通分娩される方の中でも、本当は無痛分娩が良かったとの回答が多く集まり、出産する方の実に8割が無痛分娩を希望しているという結果になりました。
無痛分娩にはいくらかかるの?
そもそも、出産費用には保険適用がありません。
その結果、当然、無痛分娩の費用については、全く決まっておらず、産院の言い値になっているのが、現状です。
ちなみに私が出産する産院では、+15万円の費用がかかります。
詳しくはこちらの記事を参考してください
なぜ、無痛分娩は普及していないの?
普通分娩が未だに主流なのは日本や韓国等のアジア圏だけで、欧米では無痛分娩が普及しています。
特にフランスでは、出産も保険適用ですし、無痛分娩も保険の適用内なので、殆どの方が無痛分娩を選んでいます。
なぜ、経済発展国の日本ではそれができていないのか。
一番は、医師とりわけ、麻酔医の数が不足している点があげられます。
一部の都道府県や地方では、無痛分娩を行っている産院が全くないため、無痛分娩を希望する場合は、自宅から離れた産院で出産をしなければいけず、やむなく断念している人が多いそうです。
また、一部の年配の方の思想には、赤ちゃんは痛みに耐えて出産することが愛着が湧くので、無痛分娩は邪道なんだみたいな、古臭い考えも残っていると聞きます。
まとめ
今回の記事では、無痛分娩のメリットやデメリットについて記事を書かせて頂きました。
日本は世界で一番の高齢化が進んでいる国にも関わらず、諸外国と比べて、妊娠ししている女性にとって優しくない国なのが、私が色々調べた結果分かりました。
女性が安心して出産ができる国になれることを願うばかりです。
※出産した場合の国の給付金については下記のリンクを参考にしてください。
※出産費用のお得な支払い方については下記の記事を参考にしてください。
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